屋根塗装工事を施工する場合、おおよその工期は1週間~1週間半ほどです。
①足場組み
屋根単体の塗装工事であっても、基本的には全面足場組みを行います。
②高圧洗浄 ※とっても重要です!
塗装(ペンキを塗る)前に水洗いをします。
現在屋根材についている砂ホコリやコケ、カビをしっかりと落とし、ペンキの密着性を高める作業です。
私たちは「下地処理」と呼ぶ作業ですが、ここをしっかりやるか否かが塗料の耐久年数に大きく関わります。
いくら耐久年数の長い高級塗料を塗装しても、下地処理がしっかりとなされていなければ意味がありません。
【乾燥のお日にちを作ります】
③下塗り(1回目)
屋根の塗装工事は、基本4回塗りの施工です。
まず下塗り1回目は「吸い込み止め」です。
高圧洗浄を行い、屋根材の素地が剥き出しになった屋根は、とてもよく水分を吸収します。
上塗り(色を付けるペンキ)の接着剤の役目を果たすのが下塗りですが、すべて吸収されてしまうと役目を果たせません。
ですので、まずはこれ以上吸い込まない!ところまで屋根材に下塗りを染み込ませるのです。
④下塗り(2回目)
そして2回目の下塗りで、接着材を役割を果たす膜を形成します。
※板金部分には下塗りとして【さび止め】を塗装します。
⑤上塗り(1回目)
ここでようやく色の付いたペンキを塗装していきます。
⑥上塗り(2回目)
最後の仕上げ!カスレなどがないようしっかり塗っていきます。
⑦足場解体
新築のように生まれ変わったお家のお披露目です。