前橋市にて瓦の屋根の点検にうかがいました
先日伺いました屋根の点検の様子をご紹介します。
今回、点検に伺ったのは前橋市のS様のお家です。
屋根は和瓦でしたので今回重点的に確認するのは瓦本体の割れや欠損があるかないか、
漆喰の劣化が見られるかどうかの確認を行いました。
まずは瓦の全体の様子です。
瓦自体の割れや欠損はありませんでしたが
一部瓦のズレが2ヵ所ほど確認できました。
瓦のズレているのが分かりますでしょうか。
本来オレンジ色の部分は上の瓦に隠れていなければいけない部分なのですが
ずれており露出していることが分かります。
原因としては
雪の影響がひとつ考えられます。
屋根に積もった雪が解けて凍ってを繰り返しながら軒先へ移動する際に
瓦を引っ張ってしまうことがあるのです。
そのため大雪が降った後の点検で瓦のズレがみつかることが多いのですが
点検があとになり大雪後何年か後に気が付くということもあります。
和瓦屋根の場合は
塗装工事の心配がなく安心してお過ごしいただく方が多いのですが
塗装の有無ではなく、今の屋根が雪などの自然災害で不備がないかの確認もしなくてはいけないのです。
特に最近は大雪・大風の被害が増えていますから
定期的な点検が必要です。
今回のS様のお家では漆喰の確認をしましたが
状態が良好だったため工事のご案内は次回の点検の状態をみてご検討いただくことになりました。
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