
渋川市でコロニアル屋根の調査に伺ってきました。
コロニアル屋根とはセメントを固めた屋根材であり、
・他の屋根材より安価であること
・施工も簡単で工期も短いこと
・見た目もすっきりとしていてお家の雰囲気にも合わせやすいこと
などの理由から普及率の高い屋根材です。
お家を建ててから1度塗り替えをされているそうですが、
やはり紫外線の影響により屋根表面の塗膜が劣化して色褪せを起こしているのが見受けられます。
塗装の色褪せが起こっているということは屋根表面の撥水性が劣化しているとも言えますので塗替え時期には適しています。
早速、詳しく見て行きます。
南側は紫外線の影響を受けやすく色褪せがより見受けられました。
こちらが変わって北側になります。
北側という立地の他、下屋根という日当たりが悪く、紫外線の影響が少ないからこそ、
撥水性の低下した屋根材が雨水などの水分を含み、乾きにくい状況はコケが発生する絶好の環境になっていました。
コケの発生なら見た目だけの問題ですが、この状況が続けば、屋根材が含んだ水分が凍結することにより、
水分の体積が膨張し屋根材自体を破損するなどの状況も考えられます。
また、今回見受けられた中で気になるところがありました。
写真の屋根の左側だけ塗膜のはがれが起きているのが分かります。
塗膜のはがれの理由の多くが高圧洗浄や下地処理が甘かったことによるものです。
同じ時期に同じ塗料を塗っているにも関わらずこのように明らかな差が出ていましたのでこちらのお家も高圧洗浄・下地処理が理由と思われます。
これだけ差が出るのですから、工事中に確認のしにくい屋根であるからこそ、高圧洗浄や下塗りの大切さを感じました。
このような塗膜のはがれを防ぐためには高圧洗浄でしっかりと汚れや旧塗膜を落とした後、下塗りでしっかりと下地を作る必要があります。
塗料の耐久性だけでなく施工の下地処理も大切なことですね。
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