
今回は先日伺ったお家のモニエル瓦屋根の現場調査内容をご紹介いたします。
築18年程経過しているそうで建てられてからメンテナンスをしておらず、
年数的にもそろそろやったほうがいいのかとのことでお問い合わせをいただきました。
特に気にされていた屋根のコケ状態をしっかりと確認させていただきましたのでご紹介いたします。
早速南面の屋根から調査していきましょう。
モニエル瓦屋根はセメント系の瓦のため築年数が経過してくると、
写真のようにコケの発生が起こり全体的に黄色や黒っぽく見えてくることがあります。
これはなぜかというと色褪せが原因です。
太陽の紫外線や雨水の影響により表面の塗膜が劣化することで色褪せが起こります。
色褪せが起こることで屋根材表面の撥水性が低下し、水分の影響を受けやすい状態になるのです。この色褪の減少は、南面に多く見られます。
しかし、日の当たりやすい南面ではコケはあまり見受けられません。
なぜかというとコケは湿気やすい部分に発生するからです。
南面は日当たりが良く色褪せは起こりやすいのですがその分屋根材が含んだ水分は蒸発しやすく、湿っている状態が長続きしません。
そのためコケの発生はあまり見受けられません。
それでは、日差しが当たらない南面はどうでしょうか?
日陰になりやすい北面や下屋根に関しては湿気ている状態が長く続くためにコケの発生が多くなります。
また、「小口」と呼ばれる部分にもコケは発生しやすいためしっかりとメンテナンスを行うことをオススメします。
なかなか見えにくい屋根だからこそしっかりと見てもらうことが重要です。
屋根の状態が気になる方は是非一度お問い合わせください。
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