今回は先日伺ったお家の建物診断についてご紹介いたします。
今回のお家は築25年ほど経過しており以前塗装を行なった経験はあるが、
前回の塗装から年月が経ったため、そろそろやった方が良いのでは?とのことで気になりお問い合わせをいただきました。
特に屋根が気にされているというお話でしたのでしっかりと確認させていただきました。
それでは早速、南側の屋根から調査していきましょう。
屋根は特に紫外線や雨水の影響を受けやすい部材になっております。
その影響で特に南面は日当たりが良いため色褪せが多く確認できました。
また、よく見ると白くポツポツが見えますでしょうか?
拡大するとこのようになっています。
白く見えるのは屋根材の素地で、塗膜が剥離してしまっている状態でした。
素地の部分は水の影響を受けやすいため、特に注意が必要な部分です。
ここまでの状態になってしまうと早めのメンテナンスが重要になってきます。
続いては北面を調査していきましょう。
北面は南面に比べ含んだ水分が蒸発しにくく湿気た状態が続くためコケの発生が多くなります。
コケが全体的に発生していると、
雨水の影響を受けているサインですのでしっかりとメンテナンスが必要です。
上記の3枚の写真から同じ屋根でも南面と北面で状態が違いますね。
もっとわかりやすく同時に見てみると、
実はこの日丁度午前中まで雨が降っていた日の午後で、
この写真を見ていただくと屋根の水分の蒸発スピードが明らかに違うのがわかります。
このように南面と北面では痛み方や劣化の仕方が異なってきますので、南面だけ北面だけ見て判断することは危険です。
しっかりとどちらの面も確認することが重要です。
なかなか見えにくい場所だからこそしっかりと見る必要があります。
ご自宅やアパート、施設など今の屋根の状態が気になる方はお気軽にご相談ください。
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